暗号通貨取引所KrakenがウォレットファイナンスサービスプロバイダーGlideraを買収

クレイジー解説：日本、ブラジル、オーストラリア、米国など世界市場でデジタル通貨分野の企業買収が相次いでいる。ブロックチェーンのスタートアップ企業を買収する伝統的な企業もあれば、Kraken、Foxbit、Prasosなどの新興企業が新しい取引所を買収するケースもあります。その中で、Krakenはここ数年で継続的に多くの取引所を買収しており、2016年のニューヨーク取引所Coinsetterの買収は画期的な事例です。

翻訳:アニー・シュー

サンフランシスコを拠点とするデジタル通貨取引所のKrakenは、ウォレットファイナンスサービスプロバイダーのGlideraを買収した。

買収の詳細は明らかにされていないが、クラーケンは買収前に数年かけて取引所業界の他の新興企業を買収していた。

2015年4月、CoinsetterはCAVirtexを買収し、今年1月にはKrakenがニューヨークの取引所Coinsetterの買収を発表した。 6月、クラーケンはオランダに拠点を置くクレバーコインを再び買収し、欧州での事業拡大を開始した。

Glidera を使用すると、ユーザーは銀行口座を通じてビットコインを売買し、選択したウォレットに資金を送金できます。この買収後、同社の社名はKraken Directに変更され、Krakenの世界中の顧客にサービスを提供します。

ジェシー・パウエル

クラーケンのCEOジェシー・パウエル氏は、今回の取引は「クラーケンにとって素晴らしい一年を締めくくるものだ」と語った。

「2016年、当社のすべての事業は引き続き驚異的な成長を遂げました。2017年には買収活動がさらにスムーズに進むと予想しており、Kraken Directサービスがこれに重要な役割を果たすでしょう。」

今年はブラジルのFoxbitによるBitInvestの買収をはじめ、世界中で数多くの取引所の買収があった。 2月に、フィンランドのビットコインブローカーPrasosはCoinmotionの買収を発表した。