ビットコインブロックチェーン著作権侵害対策スタートアップCustosが著作権侵害対策に40万ドルを調達

クレイジーレビュー：南アフリカのビットコインブロックチェーンスタートアップCustos Media Technologiesは、主にビットコインブロックチェーンを使用して違法なファイル共有を特定し、著作権侵害を追跡するために40万ドルの新たな資金を調達しました。同社のサービスを購入したすべてのユーザーには、固有の識別コードの透かしが付与されます。ユーザーのコンテンツが共有または漏洩した場合、第三者は「発見者への報酬」としてコード内の現金を取得できます。カストスの最高執行責任者フレッド・ラッツ氏は、最終的な目標はハリウッドの大手映画スタジオを顧客にすることだと明らかにした。

翻訳:ニコール

ビットコインブロックチェーンを使用して違法なファイル共有を特定し、著作権侵害を追跡する南アフリカのビットコインブロックチェーンスタートアップであるCustos Media Technologiesが、新たに40万ドルの資金を調達した。

ビットコインブロックチェーンを使用してメディア著作権侵害と戦う南アフリカの新興企業、Custos Media Technologiesは、テクノロジーイノベーションエージェンシー（TIA）と提携し、今後2年間で590万ランド（約40万ドル）の資金を調達する。

ダウンロードした人にはビットコイン報酬？

ブロックチェーン技術は、メディアにビットコインで報酬を与えることで、メディアの著作権侵害に対抗するユニークな方法と考えられています。透かしはブロックチェーン上で追跡することができ、元のメディアの受信者と購入者の情報を消去しながら、侵害を識別および認証するために使用できます。

メディアを購入する各ユーザーにとって、透かしはデジタル通貨の形で提示される「発見者料金」を確認するために使用できる固有の識別コードです。このコンテンツが共有または漏洩した場合、第三者は「発見者報酬」としてコード内の現金を受け取ることができます。これによりアラームがトリガーされ、コンテンツ制作者はビットコインのブロックチェーン台帳をチェックして漏洩の原因を見つけることができます。

ブロックチェーン技術に注目し、ステレンボッシュに拠点を置く南アフリカのスタートアップ企業がTIAから総額50万ランドの資金提供を受けた。 TIA は、南アフリカ政府によって設立された政府イニシアチブであり、企業、機関、中小企業 (SMME) に財政支援を提供します。

GJ ヴァン・ローエン

Custos CEO GJ van Rooyen氏は次のように述べています。

TIS は、南アフリカの初期段階のテクノロジー企業を支援するという約束を再び果たしました。この資金提供契約により、Custos の製品開発が促進されるとともに、より広い市場に製品を提供するためのリソースが解放されます。

この新たな資金流入は、2016年4月のシードラウンドに続くもので、ブロックチェーンの新興企業は、業界の有力投資家であるデジタル・カレンシー・ホールディングス（DCG）と南アフリカの個人投資家から26万5000ドルを調達した。これに先立ち、Custosは昨年、Innovus Technology Transferから210万ランドの初の投資ファンドを調達した。同社は合計で1,200万ランド（80万ドル以上）を調達した。

CCNとの過去のインタビューで、カスタスの最高執行責任者フレッド・ラッツ氏は、この南アフリカ企業の最終目標はハリウッドの大手映画スタジオを顧客とすることだと明かした。