ブロックチェーンラボLevel39の責任者アレックス・バトリン氏がUBSを退社

クレイジーな解説：スイス・ユニオン銀行のUBSブロックチェーンイノベーションラボの責任者であるアレックス・バトリン氏が10月にUBSを退職する。大手銀行がこのような行動を取るのは今回が初めてではない。これまでにも、BNPパリバ、デロイト、JPモルガン・チェース、ステート・ストリートのブロックチェーン専門家らが退職している。 UBSの議事録によると、ブロックチェーン技術への焦点と議論は変わらず、UBSはLevel39 Labsの活動をブロックチェーン分野を超えて拡大しながら、社内外の候補者に対してこれらの選択肢を検討しているという。

翻訳:ニコール

UBSのブロックチェーンイノベーションチームの責任者であるアレックス・バトリン氏が同銀行を退職する。

スイスの銀行のイノベーション部門が8月17日に更新した会議の議事録を引用したフィナンシャル・タイムズの報道によると、イノベーション・ラボの責任者で「暗号2.0」の研究者であるアレックス・バトリン氏が10月にUBSを退社する予定だという。

バトリン氏は在任中、UBSが設立した研究開発ラボで、分散型台帳やデジタル通貨を研究するための重要なツールである金融スタートアップ企業Level39のメンターを務めた。バトリン氏は、これらの新興技術が銀行のビジネスモデルに与える影響を分析する責任も負っています。

アレックス・バトリン

議事録では、UBSはブロックチェーン戦略を変更せず、この動きによって銀行部門のイノベーションが減ることはないと主張したと伝えられている。

会議の議事録には次のように記載されています。

「ブロックチェーン技術に対する当社の関心と興味は変わりません。Level39 Labsの活動をブロックチェーン分野を超えて拡大しながら、プロジェクトの次のフェーズをリードする社内および社外の候補者の選択肢を検討しています。」

報道によると、UBSは、BNPパリバ、デロイト、JPモルガン・チェース、ステート・ストリートなど、ここ数カ月で数名のブロックチェーン専門家が退職した一連の金融会社に加わることになる。