ポーランドの金融オンブズマンが財務省に国内ビットコイン取引所の規制を要請

Baozou論評：ポーランドの暗号通貨市場が急速に発展する中、ポーランドの金融検察は財務省に対し、国内の暗号通貨業界を規制し、暗号通貨取引顧客を保護するための規制に従うよう要請した。ポーランドが暗号通貨を規制したいという願望は驚くべきことではない。昨年10月、ポーランド下院は暗号通貨とブロックチェーン技術に関する国内初の公開協議を主催した。

翻訳:ニコール

ポーランドの金融オンブズマンは、同国の財務省に対し、国内の暗号通貨業界を規制するよう要請した。

金融検察庁は財務省に正式な書簡を提出し、ポーランドの仮想通貨市場は急速に発展しており、仮想通貨取引所の顧客を保護するための規制の対象となるべきだと述べたと、当局者のアレクサンドラ・ヴィクトロウ氏が地元放送局のポルスキエ・ラジオに語った。

ヴィクトロウ氏は、現在ポーランドではこの業界はいかなる規制も受けていないと指摘した。財務省は、暗号通貨を規制している国々のベストプラクティスを評価・比較し、ポーランドで導入する最適なツールを選択すべきである。

しかし、彼女は規制は「過度に制限的であってはならない」と付け加えた。

アレクサンドラ・ヴィクトロウ

金融オンブズマン事務所は、2017年第2四半期に、暗号通貨を含む金融サービスに対する新技術の影響に関する報告書を発表する予定です。報告書には、金融業界に適用される可能性のある規制に関する同機関の勧告が含まれています。

ウィクトロウ氏の声明は、暗号通貨業界における一連の最近の規制発表の中でも最新のものとなっている。

昨年10月、ポーランド下院は、暗号通貨とブロックチェーン技術に特化した同国初となる公開協議セッションを主催した。

会議ではまた、財務省に仮想通貨に関する税務解釈を発行し、新興企業向けの関連規制を発行するよう求める作業文書も発表された。