ビットコインサービスプロバイダーのSimplexはシリーズAで700万ドルの資金調達を受け、Bitmainも投資に参加した。

クレジットカードでビットコインを購入することに特化したイスラエルのスタートアップ企業Simplexは最近、700万ドルのシリーズA資金調達ラウンドを完了したと発表した。

シンプレックスを支援する投資家には、ビットコイン採掘会社のビットメインとカンバーランド・マイニング、クラウドファンディング・プラットフォームのファンダーズクラブ（コインベースに以前投資していた）、エンジェル投資家のグループなどが含まれるが、シンプレックスは投資家の名前を公表しなかった。

これまでに調達した140万ドルと合わせて、Simplexは合計840万ドルを調達したことになる。

シンプレックスのCEO、ニムロッド・レハビ氏は、同社はクレジットカードによるビットコインの購入をより迅速にすると同時に、取引所や証券会社などの企業への詐欺の影響を軽減することを目指していると語った。

レハヴィ氏はCoinDeskに次のように語った。

「私たちは約1年前にベータ版の製品をリリースし、より良いサービスを提供できるようになるまで目立たないようにしていました。私たちがこの製品を世界にリリースしたのは、非常に明白で厄介な問題、つまりビットコインを購入するのにあまりにも多くの摩擦があるという問題を解決したかったからです。」

インタビューの中で、レハヴィ氏は同社の詐欺対策への取り組みを改めて強調し、最高技術責任者（CTO）のエレズ・シャピラ氏と最高リスク管理責任者（CRO）のネタネル・カバラ氏の両名が以前ペイパルで同様の問題に取り組んでいたことを指摘した。

レハビ氏は、シンプレックスの顧客である商店主は、電信送金ではなくビットコインを支払い方法として使用することで利益を得ることができ、詐欺やチャージバックが発生した場合にはシンプレックスが取引手数料を負担することもできると述べた。

「たとえ払い戻しがあったとしても、我々は彼らにお金を返すつもりだ」と彼は言った。

レハヴィ氏によると、同社は約1年前にベータテストを開始しており、同社のウェブサイトにはクラウドマイニングプロバイダーのジェネシス・マイニングやビットコイン取引所のスペクトロコインとビッツ・オブ・ゴールドが顧客として名を連ねている。

レハヴィ氏はこう語った。

「私たちは約1年前にパートナーをいくつか選び、これまでに約400万ドルのビットコイン取引をうまく処理し、詐欺にうまく対抗できています。」

元記事: http://www.coindesk.com/israeli-bitcoin-startup-raises-7m-in-series-a-round/
スタン・ヒギンズ
翻訳者: Satuoxi
出典（翻訳）：バビット情報（http://www.8btc.com/simplex-7m）