タイのカシコン銀行がIBMと提携しブロックチェーンネットワークを開発

Rage Review : 資産規模でタイ第4位の銀行であるカシコン銀行は、地元のIBMと共同でブロックチェーン サービスを開発し、2017年前半にサービスを開始する予定で、仲介業者の排除、コストの削減、取引プロセスの迅速化を目指しています。 2017 年はブロックチェーン技術の応用が盛んになり、私たちの生活に多くの利便性をもたらす年になる兆しがあります。

翻訳:ニコール

タイのカシコン銀行は、コスト削減と取引プロセスの迅速化を目的としたブロックチェーンサービスを開発するため、タイでＩＢＭ社（ＩＢＭ）と提携したと、同銀行は木曜日に発表した。

カシコン銀行はブロックチェーン技術を導入するタイ初の銀行となり、2017年上半期にサービスを開始することを目指していると、カシコン銀行の技術グループ副会長ソムキッド・ジラヌンタラット氏が記者団に語った。

カシコン銀行はブロックチェーンネットワークの共有に向けてタイの他の銀行とも協議中だという。

ブロックチェーンはウェブベースの取引処理および決済システムであり、銀行はブロックチェーンの効率化によりコストを削減できると主張している。このシステムは、任意のデータ セットの「ゴールデン レコード」を作成し、第三者による検証を必要とせずに、そのデータを安全なネットワーク内のすべての参加者に自動的に複製します。

世界中の金融サービス企業はブロックチェーン技術の開発に注力しており、支持者らはブロックチェーン技術によって数十億ドルのコストを節約し、取引時間を短縮できると主張している。

共同声明によると、この技術はIBMのHyperledgerインフラストラクチャを使用して文書の出所を検証することになる。初期段階では、OriginCert API と呼ばれるシステムを使用して保証書 (LG) を検証し、消費者の LG 発行プロセスを規制および迅速化します。

資産規模でタイ第4位の銀行であるカシコン銀行は、市場シェア約40%を誇るデジタルバンキングのリーダーです。同銀行は4月、情報技術開発に50億バーツ（1億4,300万ドル）を投資する計画だと発表した。